Google Sign-In for iOSでのスコープ追加時にキーチェーンへの認証情報が保存されない
CocoaPodsでGoogle Sign-In for iOS(Google/SignIn)を導入し、動作確認を行っているのですが、スコープを追加した場合keyChainに情報が登録されないように思われます。
前提
以下のサイトを参考にdelegate等の処理は追加されていること
https://developers.google.com/identity/sign-in/ios/start
動作内容
1.アプリ内からコードにてSign Inの処理を実施。
スコープ追加有無でのそれぞれのSign In処理は以下のとおりです。
1-1スコープを追加しない場合
[[GIDSignIn sharedInstance] signIn];
1-2スコープを追加する場合
NSString *tasksScope = @"https://www.googleapis.com/auth/tasks";
NSString *calendarScope = @"https://www.googleapis.com/auth/calendar";
NSArray *currentScopes = [GIDSignIn sharedInstance].scopes;
NSArray *additionalScopes = [NSArray arrayWithObjects:tasksScope, calendarScope, nil];
[GIDSignIn sharedInstance].scopes = [currentScopes arrayByAddingObjectsFromArray:additionalScopes];
[[GIDSignIn sharedInstance] signIn];
2.アプリを終了(ホームボタンダブルタップ&上スワイプでアプリを落とす)
3.再度アプリを起動し、以下のメソッドでキーチェーンへの保存状態をチェック
[GIDSignIn sharedInstance].hasAuthInKeychain
このような動作をした場合、スコープを追加しない場合はYES,追加する場合はNOが返却されます。
この挙動の場合、APIを叩く際に毎回ユーザーによる認証作業が発生するように思われます。
スコープを追加した場合でもキーチェーンに認証情報を保存するすべはあるでしょうか?(何か設定が足りていない等)
自前で認証情報を保存しようとしましたが、モバイルでのログオンの場合、トークンのリフレッシュ時に使用する"client_secret"が得られないため、実装出来ないと考え、中止しました。
また、Google TasksやCalendarについては個別にライブラリがあるかと思いますが、CocoaPodsでのインストールで、Swiftライブラリを共存させる場合(use_frameworks!を使用する場合)上手くライブラリをインストール出来ない事象があるようでこちらの方向も中止しています。
動作確認の実行環境は以下のとおりです。
iOS 9.3 (シミュレータ起動)
XCode Version 7.3
ご意見いただけますと幸いです。