Raspberry Pi 3のWiFi設定をBLEで行うのは悪手ですか?
お世話になっております。
Raspberry Pi 3にはWiFiとBLEがボードに組み込まれていて便利です。しかし有線LANと異なり無線LANはSSIDの指定やパスワード入力などが必要です。具体的には/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ファイルを編集しなければなりません。通常はキーボードとディスプレイを接続して無線LANの設定を済ませ、その後はsshなどでディスプレイやキーボードなしに操作できるようになります。
しかしそれは不便なので次のようなアイディアを思いつきました。スマホやPCなどでBLEのデバイスを検索し、該当Raspberry Piを見つけたら、BLE経由でSSIDやパスワードを設定できたら便利ではないでしょうか。そうすればキーボードやディスプレイなしにインターネットにつながります。
これはありふれたアイディアだと思うのですが、日本語英語で色々検索してもこのような事例は見つかりませんでした。私自身、BLEの扱いには全然慣れていないので、もしかするとこれはできない、やるべきではないなど悪手なのではないかと不安に思うのですが、ご意見をいただければ幸いです。もし技術的に問題なくそうした設定が行えるとしたら、参考になる情報(URL, 本など)をご紹介いただければ助かります。
ここでのSSIDの設定は、新品のRaspberry Piの設定ではなく、自宅で開発したRaspberry Piをどこか友人の家などに持ち込むことを想定しています。つまり、Raspberry Piの電源を投入したらあらかじめ作成しておいたプログラム(node.jsが多いようです)がwpa_supplicant.conf
を書き換えたり、サービスを再起動するのに必要な権限(root?)で起動し、スマホからの接続を待機している状況になるものです。
よろしくお願いします。
2016年10月31日追記
まだ試していないのですが、Wi-Fi SmartConfigというものを見つけました。
これは他のIoTハードで同じような問題をどのように解決しているか調べていて、Sansaire Deltaという製品の説明で
CONNECTIVITY Wifi with SmartConfig pairing
という記述を見つけました。