Unix/Linux 系ターミナルにおける「表示上の問題と認証の弱さ」について
先の ターミナルエミュレータ(SSH)について教えてください におけるやり取りにおいて、私の回答に対して、
ターミナルにはターミナルの欠点があり最良とは言えません。SSH経由の操作で出来ないことはほとんど無い一方で、ターミナルの表示上の問題と認証の弱さは致命的で、ターミナルの利用の方が制限されている環境もあります
というコメントを頂きましたが、腑に落ちない点が 2 点あります。
「ターミナルの表示上の問題」について、
サーバを操作する話なのですからローカルのコンソールでのCUI操作との比較が前提です。
と断言する根拠が私には理解できません。
私の見解では、ターミナルと言っても様々なタイプがあり、原始的なダム端末もあれば X11 をフルに使用できるインテリジェント端末 (あるいはホスト自身であるワークステーション) も存在します。現在は X11 端末よりも PC + 端末エミュレータの方が圧倒的に安価のためそちらの方が主流ですし、Linux サーバー向けのターミナルも低機能なものしか販売されていないため、実運用上はターミナルに表示上の問題があると捉えるのは致し方ないとも考えます。ただし、現在のような GUI のターミナル・エミュレーターが登場したのは 1990 年代前半で、それ以前から存在するものは固定サイズのテキスト画面で表示に難があるのも確かです。
この件について、明確な理由を示している参考文献 (記事・書籍・論文等) をご紹介頂けないでしょうか?
また、2 点目の「ターミナルの認証の弱さは致命的」とする根拠について結局提示されなかったので、何をもって致命的な認証の弱さを抱えているのか判断できません。
私はターミナルの認証の弱さがどのように致命的なのかについては専門外のため詳しくないのですが、この点について具体例をいくつかご教示頂きたく存じます。認証情報を公開鍵暗号で保護できない、Kerberos 認証・生体認証・多要素認証に対応できない、ソーシャル・エンジニアリングへの脆弱性、などは素人目にも思いつくのですが、それ以外にもターミナルからの直接ログインはセキュリティー脆弱性を抱えているものなのでしょうか?