NVENCを使用したh.264エンコードにおけるビットレートの実質上限を突破できないか
Windows 10(64bit)にてffmpegを使用し、H.264によるMPEG4エンコードを行っています。
通常のCPUによるエンコードではエンコード速度に限界があるため、NVENCによるハードウェアエンコードをトライしているのですが、ビットレートを指定してもある一定のビットレート以上の書き出しができず、困っています。
具体的には
ffmpeg -i (元ファイル) -vcodec nvenc_h264 -vf stereo3d=sbsl:abl -b:v 60M -s 2160x2160 -r 60 -c:a copy (書き出し先ファイル)
といった形で60MbpsのMP4ファイルを生成しようとしても、実測で35Mbps付近までしかビットレートが上がりません。
NVENCを使用しなければ60Mbpsで書き出しができるので、素人考えで「エンコーダーの仕様なのかな?」と考えているのですが、CPUに比べてNVENCで変換すると実行速度が1/5まで早くなるため、なんとか60Mbpsで書き出しができないものかと悩んでおります。
まだffmpegを始めたばかりでミスなどもあるかもしれません。忌憚なくご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
追記:タイトルの編集を頂きありがとうございます。
変換元のファイルについて補足説明いたします。元ファイルは3840x960のMP4(60MBps、60フレーム、h.264 / AVCコーデック)で、side by sideの3D視聴用の動画データです。これを「同じコーデック・ビットレート・フレーム数」でTop to bottom(2160x2160)形式に変換しようとしています。併せてご参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。